前回の記事でニキビの最大の原因は毛穴の詰まりであることをお伝えしました(^ω^)!
では普段意識することの無い毛穴とは、一体どういう仕組みになっているのでしょうか?
ニキビの発生には毛穴の中の皮脂腺や、毛の太さまで影響してきます。
実際に毛穴の写真を見ながら理解を深めていきましょう^^
毛穴と皮膚のつくり
画像1:皮膚と毛穴
画像1は皮膚の構造です。
毛の根元って案外深いんだなって思いませんか?^^
画像2:表皮の構造
画像2は画像1で色をつけた表皮の詳細です。
何だか小難しいことばが並んでいますが、
ニキビについて考えたい時に重要なのは赤線で囲まれた所です。
「角質層」は肌の表面にある層で、バリア機能を持っています。
通常は28日程度の周期で老化⇒垢となって自然と剥がれ落ちていくのです。
すると、「ヤバい!バリアをまた作らなきゃ!」と指令が流れて
新しい肌、つまり赤ちゃん肌を作り出すのが上から4番目の「基底層」です^^
基底層で作られた赤ちゃん肌はそのまま⇒有棘層⇒顆粒層と日々上がって行き、
前の角質層が剥がれ落ちたあとに次なる角質層となり、
老化して剥がれ落ちていきます。
この肌の生成⇒老化⇒剥がれ落ちるサイクルを「ターンオーバー」と呼んでいるんです。
簡単に言えば肌の一生ですね(。-∀-)
皮脂はキレイの味方なんです!!
「あれ、毛穴は?w」
そうなんですよね。
毛穴は画像1,2でご覧の通りかなり深いところに根元があり、
根元近くでフウセンのような皮脂腺とつながっています。
皮脂腺は名前の通り皮膚に皮脂を分泌し、
皮膚に潤いを与えてハリを出してくれる、いわばキレイの味方です。
本来ならば皮脂は毛穴を通って肌表面に流れて効果を発揮するのですが、
何らかの理由で毛穴が詰まってしまうと
毛穴の中で皮脂が溜まってしまうのです。
皮脂が毛穴に溜まってしまった時、ニキビの全てが始まります。。。